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習国家主席、ライス米大統領補佐官と会談

2016-07-26 12:41:15     cri    


 習近平国家主席は25日、北京の人民大会堂でライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談しました。

 オバマ大統領が9月初めにG20杭州サミットに出席、習国家主席との会談を予定しており、ライス補佐官はその準備のため24日から北京入りしています。

 習主席は会談の席上「中米関係を非常に重視しており、米国と衝突や対抗することなく、互いに尊重しあい、協力共栄を目指しつつ長期的発展を推進したい。オバマ大統領との9月の再会を楽しみにしている。会談は次の段階における両国関係の発展に新たなエネルギーを注ぎ、両国関係の持続的で安定した発展の基盤を築くものとなるだろう。当面の情勢の下で両国はこのサミットで世界に積極的なシグナルを出すように努めるべきだ」と述べました。

 さらに「中米は、相互信頼の強化に力を入れるべきだ。中国の発展の目標は国民に豊かな暮らしを届けることにある。中国は国家が強力になっても覇権主義の道を歩むというようなことはなく、現行の国際秩序とルールに挑戦するつもりもない。中米両国の共通利益は食い違いよりはるかに大きく、協力が可能で、それを必要とする分野が多い。双方は実務的協力を両国関係のバラストとし、食い違いを効果的に、コントロールし、互いの核心的利益を尊重しあうべきだと考えている」と強調しました。

 これに対し、ライス補佐官は「米中関係に対する習主席の観点は、オバマ大統領のそれに似ている」と述べ、「相互信頼のためにともに努め、実務協力を強化し、それを両国関係のバラストとすることに賛同し、中国とともに意見の食い違いを効果的にコントロールできるようコミュニケーションを密にして行きたい」と述べました。(MOU、む)

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