習近平国家主席は18日から20日にかけて、寧夏回族自治区の固原や銀川などの地域を訪れ、第13次五ヵ年計画の実施や貧困撲滅事業の進展などについて実地調査を行いました。
習主席は「後進地域にこそ、イノベーションによる成長戦略が必要になる。東西両地区共同での施策やペアリング支援などのメカニズムを通じて技術イノベーション能力を強化していくべきだ」と指摘しました。
習主席はまた「寧夏は西北地域における環境安全性の重要なバリアであるから、河川の源流や湖、沼、湿地に対する保護を強化し、水質汚染の防止に努めなければならない。特に、母なる河である黄河に対する保護を強め、黄河の健康さを保っていかなければならない」と強調しました。
また、少数民族事業について、習主席は「寧夏はイスラム教を信仰する住民が集中している地区であるため、民族行政と宗教行政が非常に重要だ。民族団結に関する教育を強め、各民族住民に向けて、漢民族と少数民族はもちろんのこと、少数民族とほかの少数民族もまた切っても切れない密接な関係にあるという考え方を根付かせなければならない。同時に、民族地域の経済と社会の発展を加速させ、経済成長で民族団結を促し、求心力を高めていかなければならない」と強調しました。(ZHL、む)
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