第14回中露黒竜江横断イベントがこのほど、黒竜江省の黒河市とロシアのブラゴベシチェンスク市間で同時に開催されました。中国とロシアの水泳愛好者300人が参加した今回のイベントは、これまでで参加人数が最も多いイベントとなっています。

　黒河市はロシア・アムール州の州都ブラゴベシチェンスク市と黒竜江を挟んで望み合っており、もっとも接近している地点では750メートルを隔てるのみです。ここ数年、黒竜江横断イベントは中露両国のスポーツと文化交流のブランドとなっており、両国の外務省により民間交流のための年中行事として採択されています。

　今年横断に参加した中国側の水泳愛好者は、最年長選手は65歳、最年少選手はわずか18歳と、幅広い層からの参加が見受けられます。

　ロシア側代表団の団長を務めるディアコノフ・アムール州立法議長は挨拶で、「横断イベントは両国民の友情を深め、各分野での協力を強化するために積極的な役割を果たしている」と評価しました。（玉華、む）