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国務院台湾弁、「ミサイル誤射への反応は至極当然」

2016-07-07 13:34:05     cri    

 台湾海軍による対艦ミサイル「雄風3」の誤射で島の漁民1人が死亡し、3人が怪我した事件が両岸から高く注目されています。台湾側の関係者が、大陸側が事件を政治化しようとしているとの見方を示したことに対し、中国共産党中央台湾弁公室、国務院台湾弁公室のトップで閣僚級の張志軍主任が6日、「この事件に対する大陸側の反応は至極当然のものだ」と表明しました。

 張主任は「大陸は終始、『九二共通認識』という政治的土台を堅持し、両岸関係の平和発展及び台湾の平和と安定を継続的に推進している。しかし、この時局におけるこのような事件の影響は非常に深刻なものである。台湾側は、今回発射したこのミサイルが大陸に向けたものであったにもかかわらず、真っ先にこの情報を『第三者』に通報した」と指摘しました。また、「大陸がこの事件に対し関心を寄せるのは至極当然のことである。それを何故『政治的』反応だと決め付けることができるのか。大陸に対して、別の形のレスポンスをしてほしいとでも言いたいのだろうか」と強調しました。

 「蔡英文氏は大陸側に対してより多くの善意を示してほしいと求めているが」という記者からの質問に対して、張主任は「『九二共通認識』を堅持することは我々の原則であり、我々が許した最大の善意でもある。両岸関係が平和的に発展してきたこの8年間に収めた成果は皆、共通して目にしているものだ。大陸側はこれまでに、対台湾の重要な政策と方針は政局の変化により変わるものではないことを何度も表明している。5月20日までとそれ以降の我々の立場に変化はない。変化は台湾側に起きたものだ」と応答しました。(Yan、謙)

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