王毅外相は4日午後、次期国連事務総長候補者であるスロバキアのライチャーク外相と会談しました。

　王外相は会談で、「中国はスロバキアとの関係を重視しており、スロバキアを中国のEU・中東ヨーロッパでの友好協力パートナーととらえている。中国は相互尊重、平等互恵の関係に基づいて、双方各階層の交流を保ち、『一帯一路』建設での協力を強化し、経済貿易や人材文化交流などの分野での協力を深めていきたい。また、スロバキアがEU輪番議長国を務める期間、中国とEUの関係、および『16+1（中欧16カ国＋中国）協力』の発展に貢献することを望んでいる」と述べました。

　ライチャーク外相は、「スロバキアと中国はこれまで友情を育んでいる。スロバキアは『一つの中国』政策を堅持し続け、対中関係を全面的に拡大、『一帯一路』に積極的に取り組み、両国関係と『16+1協力』、EUと中国の関係発展を推進していく」と語りました。

　双方はまた、国連事務総長選や、イギリスのEU離脱などの問題について意見を交換しました。（白、む）