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外務省の洪磊報道官は1日、北京での定例記者会見で、フィリピンは中国と海を隔てた隣国であり、関連争議はあくまでも隣国間の事項であるとし、中国と歩み寄りながら関連争議を適切に解決するようフィリピン側に呼びかけました。
フィリピン外務省海事センターのエンコミエンダ前事務局長はこのほどインタビューに答え、「『(南海問題について)フィリピンと中国は数十回もの交渉を経たものの、解決できなかったため、やむをえず仲裁に申し出た』という言い訳は前政府外務省のついたウソである」とし、「実際には、中国側が積極的にフィリピン側に交渉を打診していたが、フィリピン側が応対しなかった」と述べたことを受け、中国はどうコメントするのか、という記者の質問に対し、洪報道官は、「フィリピン側関係者の言葉は、アキノ三世政権が一方的に仲裁を申し出るために作り上げた理屈が全くのウソであることを再度暴露し、南海問題に関する仲裁案の非合法性を立証するものだ」と述べ、「中国とフィリピンの南海問題に関する紛争は、双方の交渉と協議によって解決されるべきだ」と強調しました。(Lin、む)
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