李外務次官補は、「カリモフ大統領の招きに応じて、習近平主席は上海協力機構のタシケント・サミットに出席し、3年ぶりにウズベキスタンを公式訪問した。今回の訪問は、4つの成果を上げた」とし、その内容を紹介しました。
1、 両国関係の戦略的グレードアップ
習主席とカリモフ大統領は両国関係の発展をまとめた上で、両国関係を全面的な協力パートナーシップへ引き上げることに一致し、「中国・ウズベキスタン共同声明」に調印しました。両国の関係は新たな歴史の1ページを開き、一里塚を築きました。両国元首は席上、お互いが抱える重要問題において引き続き支持し合い、平等互恵と安否を共にする、協力共栄の全面的協力パートナーシップの構築を改めて表明しました。
2、 実務協力における新計画
両国元首は会談で、発展戦略の連結や経済貿易、生産能力、インフラ整備、エネルギー、農業、金融、人文などの分野について意見を交わし、今後一定期間における協力の重点と行動計画を明らかにし、その方向性を示しました。その後、双方の関連部門と関連企業が、外交や経済貿易、知的財産、融資などの分野における計7つの協力文書に調印しました。
3、「一帯一路」構築に関する重要意見の提出
習主席はウズベキスタン最高会議立法院で、「シルクロードの新たな栄光を築こう」と題した重要講演を行い、過去3年間で「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」構想が収めた成果をまとめ、今後の「一帯一路」構築の方向性と目標を明らかにし、具体的な協力の構想を提出しました。「一帯一路」構築の指導的意義を持つこの講演はウズベキスタンの議員250人と政府内閣のメンバーらを含む各界からの参加者の好評を博し、何度も熱い拍手が沸き起こりました。
4、両国の戦略・セキュリティー協力レベルの向上
両国元首は現在の国際・地域情勢について深く意見交換を行い、幅広い共通認識を得ました。地域の安全を脅かす問題に対応するため、双方は法の執行とセキュリティーの面での協力強化を決定しました。両国は国連と上海協力機構の枠組み内での協調を強化し、両国の戦略的利益を共に維持することで合意しました。 (白、謙)
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