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太湖世界文化フォーラム第4回年次総会が9日、マカオで閉幕しました。世界40の国や地域からの政府要人、文化担当相、自然科学と社会科学の専門家ら1000人近くが参加しました。閉幕式では、「人類の運命共同体という新たな文明を共に築こう」という、今回のフォーラムのテーマと同じ題で声明が発表されました。
声明は「世界的な危機が、人類の生存と発展を脅かしている。すべての国は、無関係な態度を取ってはいけない。各国の関係はますます密接になり、『人類の運命共同体』となる。人類の運命共同体という理念のもとで相互尊重、互恵協力による新たな文明を構築することが、世界的な危機を解決し、人類の美しい未来を開く道だ」と指摘しました。
また声明は「人類の運命共同体という新しい文明を共に築くには、各国や各民族のもつ力や経験をもとに、実践面において発展させなければならない。誰もが知っている『シルクロード』は、中華文明と、沿線にある各文明とが互いに尊重し、学びあって、互恵協力を行った偉大な実例だ。今日の『一帯一路』構想は現代において、シルクロードの精神を呼び覚ます新しい取り組みで、人類の運命共同体と新たな文明の構築を呼びかけるものだ」としました。
フォーラムの参加者たちは国際政治、生態系保護、『一帯一路』構想、マカオが持つ経験、伝統医学、青年、女性、文化科学技術の融合などの面から、人類の運命共同体構築をめぐって討議し、成果を収めたということです。(殷、謙)
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