jpxinwen20160605-3.mp3
|
孫建国中国共産党中央軍事委員会連合参謀部副参謀長は4日午後、シンガポールで、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防部長官と会談しました。
孫副参謀長はその際、「朝鮮半島の平和と安定の維持、そして半島情勢のソフトランディングをいち早く実現させることは当面の最重要任務だ。関係各方面は冷静さを保ち、辛抱強く対話と協議による問題解決の方針を堅持しなければならない」と述べた後、「新型迎撃ミサイルシステム(THAAD、サード)の配置は、アメリカや韓国の正常な安全ニーズを超えるもので、緊迫化しつつある半島情勢をエスカレートさせ、中韓の戦略的信頼関係の構築にも不利である」と指摘しました。さらに、「韓国側には、戦略的安全と安定の維持、そして中韓関係の大局から考え、半島情勢における不安定な状況と不確定要素を拡大することを避けるため、新型防衛ミサイルを導入しないでほしい」と求めました。
これに対し、韓国防部長官は、「朝鮮半島の平和と安定は東アジアの安定につながるものであり、国際社会による一致した努力が必要だ。朝鮮を非核化路線に戻らせるため、中国は影響力を発揮し、建設的な措置を講じてほしい」と期待を寄せました。(Lin、む)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |