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サービスロボット市場好調「20年までに300億元見込む」

2016-06-01 16:30:55     cri    
 工業情報化省は5月31日、4月6日に発表された「ロボット産業発展計画(2016~2020年)」を解析する文書を発表し、「国内のサービスロボット市場は好調で、2020年までに売上高は300億元にのぼる」と見込んでいます。

 解析文書によりますと、清掃ロボットは毎年倍増する勢いで普及されています。また、家庭娯楽用無人ロボットは人気が高まっており、ミニセグウェイは合理的な価格で国内のユーザーを増やしています。このほか、接骨ロボットやカプセルロボットなどは、大手病院で臨床応用段階に入っています。

 中国ロボット産業連盟の宋暁剛事務局長は、「中国にとって、現段階のサービスロボットへのニーズは三つある。一つ目は、社会的ニーズで、高齢者と身障者の介護の例が考えられる。二つ目は、国家の重要ニーズで、たとえば災難救助と救援、危険解除、海底探査、宇宙開発、国防などの面で必要性がある。三つ目としては娯楽、教育、スマートホームなどのニーズもある」と指摘しました。

 この計画は、「向こう5年、国家の戦略的ニーズと民間の重大課題への対応を目指して、高齢者と身障者の介護、医療、リハビリ、災難の救助と救援、公共サービスなどにおけるサービスロボットの応用を推し進めていく」としています。

 なお、計画では「中国が自主開発した工業ロボットは2020年までに、年間生産高10万台、年間売上高は300億元を上回るだろう」としています。(朱)

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