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　6月1日の国際児童デーを控えて、中国消費者協会は5月31日、ベビー服と子供服の業者に対して「デザイン、加工の各段階において品質の安全性を強化しなくてはならない。国家基準を厳格に守り、企業の社会的責任を果たすべきだ」と要請しました。同時に、関連業界と監督部門に対しても、「監督管理に力を入れ、ベビー服と児童服市場の消費環境を改善する必要がある」と求めました。

　同日、中国消費者協会が市販の一部のベビー服と子供服に関する評価報告を発表しました。これによりますと、これらのベビー服と子供服にはある程度の健康リスクが潜んでおり、子供が思いがけない危険にさらされていると指摘しました。

　報告書はこれらの問題や安全問題は主に四つあるとし、「第一にボタンや装飾品などの付属品がほどけやすい。第二に紐などが長すぎたり、頭部と首に当たる部分に紐などがついているものが目立つ。第三に商品札の位置が不適切だったり、糸切れが残ったり、縫製が雑になったりしている。第四に小売市場で販売された製品には、メーカーと住所を含め繊維の成分、製品の名称が表示されていない。また、サイズ表示の基準や繊維成分の表示が統一されておらず、さらに繊維の名称も不正確である」と問題点について明らかにしました。（朱）