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第105回ILO総会がジュネーブで開幕

2016-05-31 13:24:00     cri    
 第105回国際労働機関(ILO)総会が30日、ジュネーブで開幕しました。総会には187のメンバー国から5000人を超す政府関係者、労働者と雇用者代表が参加しています。会期は12日間の予定です。

 ILOのガイ・ライダー事務局長は開幕式で、「世界は、技術イノベーションが生産力と生活に影響を与える時代を迎えている」とし、「現在の不平等の趨勢は受け入れられないほどまで大きく、これが今後更に続くのであれば、全ての人が利益を失う」と強調しました。また、ライダー事務局長は、労働者、雇用者と政府代表からなる委員会は、世界の供給チェーンの中でどのようにやりがいのある仕事を増やすか、就職と雇用を生み出すことで危機に対応するかを考えるよう呼びかけています。

 総会期間中、委員会は「公正なグローバル化のための社会正義に関するILO宣言」の実施状況、及びやりがいのある仕事という労働目標にむけての宣言の改善と応用などを討議します。また、総会では、表決を通して『2006年海上労働条約』を修訂し、海上労働証書や規則に関する内容を見直し、船上でのいじめやハラスメント問題に対しても指導するとしています。(RYU、keiko)

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