会員登録

OECD、「中国がイノベーション、グリーン発展と実務交流をG20に」

2016-05-28 13:31:55     cri    

 経済協力開発機構(OECD)事務総長首席補佐官及び主要20カ国・地域(G20)首脳会議シェルパであるガブリエラ・ラモス氏はパリで取材に応えた際、「中国がG20議長国として、小異を残して大同を求め、グローバル経済の発展促進に解決策を見出そうとしていることに注目している」と話しました。

 ラモス氏は、中国が提唱するイノベーション、グリーン発展と実務交流に注目し、「金融危機が発生して8年が過ぎ、経済成長は依然として低迷している。中国が提唱するイノベーションを基礎とした経済成長を促す方法は、各国が経済を回復させる着力点であり、グローバル経済の長期的発展を図る面で有意義なものだ」と述べました。

 グリーン発展について、ラモス氏は「中国はG20サミット歴史上初の気候変動問題に関する声明を発表し、『パリ協定』の早い効力発生の力になっている。同時に、中国はリサイクルエネルギーへの投資を増加し、多くの措置を取って環境と汚染の改善に尽力していることは、世界から歓迎されている」と評価しました。

 更に、ラモス氏は、「中国が今年のG20議長国として、貿易と投資を一つの議題として討論する議事日程を組んでいることは実務交流の促進に有利だ」と語り、「中国とともに杭州G20サミットを準備する際、中国の実務性と開放性を感じた。G20議長国として、中国はOECDなど協力パートナーの支持のもと、多方面の意見が合致するよう、多くの可能性を探っている」としました。(怡康、Kokusei)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS