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王毅外相、キルギス外相と会談

2016-05-23 15:12:40     cri    

 王毅外相は22日、キルギス共和国の首都ビシュケクでエルラン・アブディルダエフ外相と会談しました。

 席上、王毅外相は「中国側はキルギスとハイレベルの往来を保つことで、二国関係を発展へと導いていくことを願っている。キルギスが『一つの中国』政策を支持していることを高く評価し、キルギスが主権維持や国の安全と発展のために払った努力を支援していく」と述べた上で、中国が提案した「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)の構築にキルギスが積極的な反応を示したことに賞賛の意を表し、「一帯一路」の構築においてキルギスが重要な協力パートナーになることに期待を寄せました。

 これに対して、アブディルダエフ外相は「キルギスと中国は高度の戦略的な関係にあり、両国は互いに信頼し、互恵協力で十分な成果を収めた」と述べました。

 会談後、両外相は共同記者会見を行いました。王毅外相は、その際「中央アジア諸国の真摯な友人と戦略的なパートナーとして、中国は各国が自らの国情に合わせて国民に恩恵をもたらし、長期的な利益へと続く発展の道を探ることを支持する。また、各国が主権の独立や領土の保全、地域問題や国際問題において正当な利益を維持すること、各国が友好的な対話を通じて、二国間あるいは多国間の協定によって歴史問題を解決し、地域の平和と安定を維持する力になることを支持していく。中国は各国が上海協力機構(SCO)の枠組みにおける協力へのさらなる参与を歓迎する。今年は上海協力機構発足15周年にあたり、中国はこれを契機にしてロシアと共に中央アジアのメンバー国らとともに成果をまとめ、未来に向けた安全分野での協力を進めていく一方、経済発展も推進していきたい」と述べました。

 王毅外相は、さらに「上海協力機構をプラットフォームとして、シルクロード経済帯の構築と欧州アジア経済連盟の建設を連結させていくことを期待している。生産能力の協力と相互連結を重点分野として、貿易と投資の便利化から着手し、地域経済の一体化プロセスの推進を模索して、中央アジアの発展と繁栄を共に促進していくことを希望する」と述べました。(藍、星)

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