李克強首相が11日に主宰した国務院常務会議では、消費材産業に対して、品目の増加、品質の引き上げ、ブランド作りに力を入れ、品質向上のニーズに応えるべきだとの活動方針を打ち出されました。さらに、監督と管理を強化するための企業ブラックリストの作成や巨額の賠償金制度の確立なども提起されました。

　経済の成長と人民の暮らしの中で消費が日増しに大きな役割を果たしている中、今回の国務院常務会議は、「消費は最終的なニーズである。消費材産業のグレードアップを促し、消費が経済成長と産業転換において重要な役割を果たすことは、構造改革、とりわけ供給側の構造改革を推し進めるのに重要な措置である」と、みています。

　しかし、ブランドの知名度や品質の不足は、国産品ブランドの弱みとされています。これに対して、本会議は、企業のブラックリストの作成や巨額の賠償制度の確立などを通じて、監督と管理、コピー品や粗悪品への取り締まりを強化するよう求めました。（朱、謙）