座談会で、李首相は「就職を安定化させるための重点がある。今年、大学を卒業する学生は史上最高の765万人に達し、専門学校を卒業する者を加えると約1200万人が就職を控えている。これら新規卒業者の就職を重点に置くべきだ。経済のモデルチェンジとグレードアップを促進するには雇用のモデルチェンジを実現させる必要がある。新経済の発展に力を入れ、新技術、新産業、新業態、新商業モデルの成長を促し、高学歴層の雇用をいっそう拡大しなければならない。出稼ぎ労働者の就職の後押し、特に貧困家庭の出稼ぎ労働者の就職を支援する方針だ」と話しました。

　社会保障について、李首相は「就職と新規起業を促進すると同時に社会保障というセーフティネットを強める必要がある。養老金（年金）は計画通りに十分な金額を給付し、失業保険と健康保険は社会の安定のための役割を果たし、人々が起業をする際の問題を解決すべきだ。また、就職困難な人々にスポットライトを当て、就職能力のある者を有する家庭については、少なくとも1人の就職を確保する」と示しました。（殷、謙）