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交通インフラ整備 貧困撲滅の要

2016-05-04 15:54:28     cri    
 李克強首相は自ら主宰した4月20日の国務院常務会議で、貧困地区の経済発展を図るため、交通インフラ整備による貧困撲滅プロジェクトを打ち出しました。

 会議は「元革命地区、民族地区、辺境地区、貧困地区をメインに、インフラ整備に力を入れていく」として、「2020年までに、貧困地区に、カバー率が高く隅々まで行き届いた、質の高い交通網を構築する」と明確にしました。

 貧困撲滅事業は、共産党中央と中央指導者が一貫して重視する重要な課題です。「いかにしてこの事業を推し進め、いかにしてこれら地区の住民の暮らしを改善するか」、これは現実に直面した、長期的な課題です。今回、国務院が交通インフラ整備による貧困撲滅プロジェクトを明確にしたことから、貧困の根源が見つかり、解決の要を掴んだものとみられています。

 経済発達地区と異なり、これら地区の交通インフラ整備は遅れているだけでなく、工事を進める上での困難が存在しています。このプロジェクトの実施には、資金・企画・土地開発などの、面での難題はもちろんのこと、人々の認識を一致させる難しさもあります。なかでも資金調達と交通開発が最大の課題とされてきました。

 党中央が交通インフラ整備による貧困撲滅事業を打ち出したことで、貧困地区を含めたこれらの地区の発展が大きく促されるだろうと、期待されています。 (朱、謙)

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