20160428news1
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アジア信頼醸成措置会議(CICA)第5回外相会合が28日北京で開かれました。中国の習近平国家主席は開幕式に出席し、「共通認識の凝集と対話の促進~アジアの平和と共栄の美しい未来を共に切り開く」と題した講演を行いました。習主席は講演の中で、共同・協力・総合的で持続可能なアジア安全保障観を断固として堅持し、アジアの特色ある安全ガバナンスモデルを確立して推し進め、アジアの平和と共栄を目指す美しい未来を共に切り開いていくよう呼びかけました。
習主席はその際、「今回の会議のテーマは『対話を通した安保増進』である。各側の共通認識を一所に集めて踏み固め、アジアの安全保障を促し、共栄を図りながら、CICAの役割や、信頼と協力を強化・増進することは、アジアないし世界の安全と繁栄にとって重要な意義がある」と示しました。
また、「中国は朝鮮半島の非核化を堅持し、半島の平和と安定の断固とした維持と、対話や交渉による問題解決を主張している。関係各側は共に努力し、半島の核問題をいち早く対話による解決の軌道に戻らせ、北東アジアの長期的な安定の実現に取り組んでほしい」と述べました。さらに、「中国は一貫して南海地域の平和と安定を維持し、自国が南海での主権や関連権利の維持に取り組みながら、当事国と直接的な友好対話や協議によってトラブルを解決することを主張している。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国とともに、南海を平和の海、友情の海、協力の海とするよう努力していく」と述べました。(04/28 Lin, 謙)
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