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ここ数年来、中国の工業ロボット産業は急速に発展しています。統計によりますと、2015年、中国の工業ロボットの生産量は3万2996台(外資ブランドを含む)で、前年と比べ21.7%増加しています。そのうち中国ブランドで製造したロボットは2万2257台で、前年と比べ31.3%増えたということです。一方、中国のロボット産業はまだスタートしたばかりで、核心的な技術の不足や、産業チェーンの水準の低さ、生産規模の小ささといった改善すべき点があります。
「ロボット産業発展計画(2016~2020年)」では、「より健全なロボット産業システムの確立」という、今後5年間の発展目標が掲げられています。それによりますと、中国は2020年には工業ロボットの年間生産量10万台、サービスロボットの年間売上高300億元以上の達成を目標としています。また、医療やリハビリなどの分野では量的な生産と応用を実現させ、3社以上のロボット生産企業の育成などを目指します。
辛工業情報化相は、「今後、資源の統合や経済支援、投資と融資のルート拡大、ロボットのレンタルの普及、良好な市場環境の整備、国際的な交流と協力の強化など一連の措置を講じ、ロボット産業の持続可能な発展を推し進めていく」と述べました。
(藍、謙)
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