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2016年国連薬物特別総会開催

2016-04-20 13:47:17     cri    

 世界の薬物問題に関する国連薬物特別総会が19日、ニューヨークの国連本部で開かれました。

 国連総会のモーエンス・リュッケトフト議長は、「世界の薬物問題は公衆衛生、人権、持続可能な開発に関わることである。薬物問題対策は2015年に採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の目標達成につながっており、国際社会の共通の責任である」と述べました。

 世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は、「薬物は心身の健康を損ない寿命を縮め、生活の質を低下させて、貧困、暴力など社会問題を誘発する」と指摘しました。

 国連の統計によりますと、世界の薬物使用者は2700万人に上り、そのうち、毎年40万人が死亡し、サブサハラ・アフリカを含む地域での新規のHIV感染者の30%は注射器による感染であるということです。

 また、今回の国連薬物特別総会に中国の郭声琨国務委員が代表団を率いて参加しました。 (ジョウ、星)

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