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トルコ首相、「難民問題のEUの誠意見えない」

2016-04-20 13:23:13     cri    

 トルコのダウトオール首相は19日に開かれたヨーロッパ委員会議の春季大会で、「トルコは難民問題において、欧州連合(EU)との協議を守り、承諾した通りに全ての約束を果たしたが、EUは担うべき責任を負っていない」と指摘しました。

 ダウトオール首相は、「難民の受け入れについて、トルコはEUと協定を結んだ直後に措置を取り、トルコからギリシャに行く難民の数は毎日60人以下に減少し、いない時さえある。トルコが甚大な努力をしたからこそ、この成果が出ている。しかし、EUが承諾した難民問題の解決における30億ユーロの資金がいまだに振り込まれていないため、トルコが直面する試練も尋常ではない」と強調しました。

 また、ダウトオール首相は、「トルコの行為と努力が称賛されるとは期待していないが、国際社会への関与を呼びかけ、EUが約束を果たすことも期待している」と語りました。(怡康、星)

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