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「東アジア文化都市・2016寧波」、明日開幕

2016-04-14 17:06:06     cri    
 中国、日本、韓国による文化交流事業「東アジア文化都市」の今年の中国側開催都市・寧波でのイベントが明日(15日)、開幕します。

 「東アジア文化都市」は中日韓3カ国が文化交流による相互理解の増進を目的とし、2014年から実施している事業で、各国から毎年1都市ずつ選定し、年間を通して文化芸術イベントを行なうものです。今年は中国の寧波市、日本の奈良市、韓国の済州(チェジュ)特別自治道が選ばれました。


記者会見の様子

 開幕に先立ち、14日、過去2年の開催都市の代表も出席し、記者会見が行なわれました。3カ国の代表は、この事業を通じて深い信頼関係を築くことができ、今も交流を続けていると明らかにしました。

 今年の中国側開催都市・寧波市政府の文化と報道を担当する趙恵峰氏は「この事業を通じて、過去および将来の開催都市との間で、文化や経済など多くの分野で交流と協力をしていきたい」と期待を示しました。


奈良市の津山恭之副市長

 日本の開催都市奈良市の津山恭之副市長は「一般市民にもこの事業に興味を持っていただき、各国の文化を鑑賞者として眺めるだけでなく、奈良市内で開かれる多くのプログラムに積極的に参加していただきたい。個人個人のレベルで絆を深めていけば、都市と都市、さらには国と国との相互理解につながる」と述べました。

 また、「東アジア文化都市」事業奈良市実行委員会の西崎美也子事務局長は「国家間の問題はなかなか難しい部分もあるが、都市と都市の交流、市民一人ひとりが顔の見える交流をしていくことで、国家間の複雑な情況を乗り越えられるのではないかと考えている」と語りました。(写真:斉鵬、王伝俊、文:斉鵬)

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