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中国初の微小重力科学実験衛星 打ち上げ成功

2016-04-06 14:25:34     cri    

 西北部甘粛省の酒泉衛星発射センターは、6日午前1時38分、中国初の微小重力科学実験衛星「実践十号」の打ち上げに成功し、衛星は予定の軌道に乗りました。「実践十号」は回収型の衛星で、宇宙飛行期間中、微小重量科学と空間生命科学に関する19項目にわたる実験が行われます。

 その目標について、「実践十号」研究チーフの胡文瑞氏は「微小重力と宇宙放射の条件下の物質の運動および生命活動の法則を研究し、解き明かすこと、そして、これを踏まえた新たな科学技術の成果を勝ち取ることだ」と述べました。

 19の実験項目は宇宙ならではの特殊な環境で行われ、その内容は微小重力下での流体物理や燃焼、材料科学やバイオ技術を含めた6つの分野に及びます。中国科学院の研究所や大学のほか、欧州宇宙機関および日本の宇宙航空研究開発機構もこの実験に参加しています。

 衛星の寿命は15日間と設計されており、回収型衛星技術によるプログラムでカプセルが回収される予定で、着陸地は内モンゴル自治区の四子王旗に定められています。(朱、謙)

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