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習近平国家主席は、3月28日から4月1日にかけて、チェコを公式訪問、続けてアメリカのワシントンで開かれた第4回核セキュリティサミットに出席しました。外遊日程の終了に合わせる形で、王毅外相が会見を開き、習主席の外遊の成果を紹介しました。
王外相は、「習主席はこの5日間、20を超えるイベントに参加したほか、各国の指導者と会談を行い、各界の人々と広く交流を行った。また、政策や提言を発表し、二国間関係を推進したほか、多国間関係を牽引し、協力と安全保障を各国と協議した。訪問は多くの成果を獲得し、協力関係と影響力を拡大する目的を達成した」と語りました。
習主席のチェコ訪問について、王外相は、「今回の訪問で、両国元首は『中華人民共和国とチェコ共和国の戦略パートナー関係構築に関する共同声明』に調印し、両国関係を新しいステージに引き上げた。これは最も重要な政治的成果だ。また、両元首は『一帯一路』構想を推進するにあたり、チェコと発展戦略をすりあわせ、国際生産力協力でチェコの先進産業とのすりあわせを行い、中国と中東欧諸国(16+1)協力と中国・チェコにおける二国間協力をリンクさせることについて、多くの重要な共通認識を得ることができた。今回の訪問は、両国関係の発展に強固な基盤を定めると共に、中国と中東欧の関係ないし全ヨーロッパとの互恵協力に長期的かつポジティブな影響をもたらすに違いない」と語りました。
習主席が核セキュリティサミットに出席したことについて、王外相は、「今回、核セキュリティサミットに参加したことは、中国の核セキュリティ問題に対する重視をアピールし、世界の安全保障ガバナンスに対する大国としての責任感を示した」と強調しました。
王外相は、「今回のサミットで、習主席は、国際的な核セキュリティ・システムをいかに強化するかということについて、政治資源の投入や、国家の責任・国際協力・核セキュリティ文化の強化をすべきであるという中国の主張を各国に示した。また、『核セキュリティ能力構築ネットワーク』の設立、人材の養成と技術演習などの展開を含む提案を提出したほか、核セキュリティ分野で中国が収めた成果を紹介し、各国の賛同と歓迎を得た」と紹介ました。(玉華、む)
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