28日、国務院で開かれた清廉政治に関する会議で、李克強中国共産党中央政治局常務委員兼国務院首相は、地方政府と国務院各部門の改革の継続的拡大・適法行政の厳格化、根本からの腐敗防止強化などを討論し、「政府内での党規律と清廉性強化、腐敗防止と取締活動を絶えず拡大していかなくてはならない」と強調しました。

　李克強首相は、「今年は発展の鈍化や課題の増加などの現実に囲まれる中、改革発展に力を入れると同時に、重点分野における腐敗や行政の怠慢の取締りを強化しなくてはならない」と強調した上で、「政務公開制度を推進し、地方政府の職権と責任のリストを全面的に開示すること、土地使用権と鉱業権の譲渡や入札募集、政府購買などを全面的に監督すること、国有企業への監督を刷新強化し、国有資産の流失を厳格に防止すること、金融業界の監視システムを完備し、金融取引における不正行為と腐敗を防ぐ措置の改善などを推進しなくてはならない」と述べました。（朱、む）