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李克強首相、 「瀾滄江―メコン川国家運命共同体の構築を」

2016-03-23 21:07:54     cri    

 瀾滄江―メコン川協力をテーマにした初の指導者会議が23日、海南省三亜国際会議センターで開かれ、中国の李克強首相が共同議長を務めました。「同じ川の水を飲む、運命共同体」というテーマの下、 瀾滄江―メコン川の協力と発展を共に議論しました。タイのプラユット首相、カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン首相、ミャンマーのサイ・マウ・カン副大統領、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相が出席しました。

 李克強首相は、中国とメコン川流域の5カ国とはいずれも全面的戦略協力パートナーシップを結んでおり、利益が密にとけ合って、しっかりとした協力の基盤があると表明した上、「アジアの発展には、平和で安定した地域環境が必要だ。これは我々が発展を図り、協力を進めるための前提でもある。中国とメコン川流域5カ国との間には互いに尊重、信頼し、仲むつまじく付き合い、見守りながら助け合うという良き伝統がある。これらは双方が協力をする上での優位性でもあるといえる。中国としては、これからも成熟したコミュニケーションシステムを生かし、誠意をもって付き合い、理解しあい、譲り合い、何かあれば互いに相手の意見に耳をかたむける。こうすることで、瀾滄江―メコン川流域諸国間の政治的信頼、 地域の平和と安定という良い状況を共に守っていきたい」と話しました。

 さらに域内の将来を見据えた協力と発展をめぐり、李首相は①瀾滄江―メコン川運命共同体の構築、②インフラの相互連結と生産設備の協力、③持続可能な議題に焦点をあてる、④人的交流の架け橋をつくっていく、という提案を打ち出しています。(Yan、謙)

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