習近平中国国家主席は21日、北京の人民大会堂でネパールのオリ首相と会談しました。

　習主席は、「中国とネパールは代々にわたり、友好的で全面的に協力を行う隣国だ。国交樹立後、両国は終始平等と相互尊重を土台に互恵と協力関係を展開し、共同発展を図ってきている。中国もネパールも発展途上国で、目下いずれも改革と発展という歴史的な使命に直面している。両国の政府は今後もこれまでの友情を受け継ぎ、それをもっと広めて、各分野でしっかりとしたコラボレーションを拡大していく。これをもって、中国・ネパール運命共同体をしっかりとしたものにしていく」と話しました。

　オリ首相は「ネパールは相互尊重を土台に、引き続き両国関係の更なる発展に引き続き力をいれていきたい。ネパールは、中国が提唱している『一帯一路』（シルクロード経済帯と 21世紀海上シルクロード）を高く評価し、その建設に積極的に参加し、中国と貿易、金融、インフラの相互連結、観光などの分野での協力を強め、国際問題でのコミュニケーションと協調を密にしていきたい」と話しました。（Yan、Kokusei）