会員登録

戦争中の文化財破壊要因は教育の不行き届き=国連

2016-03-13 15:20:44     cri    

 国連教育科学文化機関(UNESCO)のイリーナ・ボコバ事務局長は12日、アラブ首長国連邦のドバイで開かれた2016年世界教育技術フォーラムの開幕式で発言し、「シリア、イラクなど戦争の続く国では、文化財や史跡がイスラム過激派組織『イスラム国』に破壊されている。シリアとイラクの史跡は人類文明の共同の基礎であり、ゆりかごでもある。誰であっても無視することは出来ない。基本的な文化教育が不足していることが、各国でこうした戦争や衝突が起きる主な原因のひとつだ」と語りました。

 ボコバ事務局長によりますと、ユネスコでは、世界の教育クオリティを高め、子供に包容性と文化遺産に対する保護意識を持たせることを目的とした2030年教育計画を制定しているとのことです。(殷、む)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS