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外務省、ダライ・ラマ招聘の米・加に厳正な申し入れ

2016-03-12 13:52:48     cri    

 ダライ・ラマ14世が11日、米国の招きに応じ、米国とカナダのジュネーブ駐在代表団の共同主催による「ノーベル賞受賞者が人権を語る」と題した活動に参加したことを受けて、中国外務省の洪磊報道官はこの日の記者会見で、関連方面に厳正な申し入れをしたことを明らかにしました。

 洪報道官はこの中で「ダライ・ラマ14世は単なる宗教家ではなく、長期にわたって中国の分裂活動を行ってきた政治亡命者である。旧チベット最大の農奴の主人であった彼に、人権を語る資格はない」として、「中国はダライ・ラマ14世がいかなる身分と名義で、いかなる国を訪問しようとも、また、どのような政府関係者が、どう彼とコンタクトを取ろうとも、これに対して断固反対する」と述べました。

 洪報道官はさらに、関係国がチベットに関する問題について約束を守り、中国への内政干渉を止め、実際の行動を伴って両国関係の健全な発展の維持を呼びかけました。また、国連の関係各方面に対して、「国連憲章」の主旨と原則を遵守し、加盟国の主権維持と領土保全に尽くす努力を尊重するよう促しました。(ヒガシ、謙)

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