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中国の特色ある大国外交の推進、「両会」代表・委員から称賛の声

2016-03-10 16:37:02     cri    

 中国の特色、中国の風格、中国の貫録--。習近平・国家主席を中心とする中国共産党指導部が推進している中国の特色ある大国外交に、「両会」(全国人民代表大会、全国政治協商会議)代表・委員から称賛の声が上がっている。

 中国共産党第十八次全国代表大会以降、習近平・主席を中心とする党中央の指導の下、中国は積極的な外交を展開している。中国の特色ある大国外交が新たな幕を開いた。

 第12期全国人民代表大会第4回会議プレスセンターが8日に開いた王毅・外相の記者会見が、世界に中国外交を伝える場となった。中国外交の新たな考え方、新たな理念、新たな取り組みに「両会」代表から高い関心が寄せられ、新時代の外交における中国の特色、中国の風格、中国の貫録に称賛の声が上がっている。

 北京大学国際関係学院の院長を務める賈慶国・全国政治協商会議委員は「ここ3年間、習主席を中心とする党中央は中国の特色ある大国外交を積極的、全面的に展開している。民族の復興を目指すチャイナドリームの実現に向けて、安定かつ良好な外部環境を作り上げた」と指摘。「習主席の外交理念と主張・内容は奥が深い。"中国的要素"が多く含まれている。親・誠・恵・容、運命共同体の構築、正しい義利観(正義と道義を重視し、ウインウインの原則を貫く)など、いずれも中国伝統文化の神髄を反映している」と評価した。

 数カ月後に主要20カ国・地域(G20)首脳会議が浙江省・杭州市で開かれる。杭州市市長の張鴻銘・全人代代表は、首脳会議の開催に向けて準備を進めていることを明らかにした。「杭州は美しい山水、青い空と透き通った空気を用意している」と語った。

 賈慶国氏は、「中国が世界経済成長の貢献者でありながら、世界経済ガバナンスの参加者、国際経済秩序の構築者でもある。中国はますます大きな役割を果たしている。G20杭州サミットの開催を通じ、中国は世界経済・金融ガバナンス体系における役割と地位を一層向上できる」と指摘している。

 14年の北京APEC首脳会議の開催や、今年9月に予定されているG20サミットなど、中国は世界経済ガバナンスに積極的に参加している。また、中国がアジアインフラ投資銀行と新開発銀行(BRICS)の創設を主導し、欧州復興開発銀行(EBRD)にも加盟。人民元は国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)構成通貨に採用されている。さらに、中国は気候変動対策などにも積極的に取り組んできた。責任のある大国の力量が顕著に表れている。

 清華大学経管学院教授の李稲葵・政協委員は、「"一帯一路"(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略は中国が掲げるウインウイン関係の構築という理念を反映し、中国は世界の国々や各地域とともに発展を成し遂げることを望んでいる。グローバル生産能力の協力体制の構築、人や文化の融合を通じ、"一帯一路"は世界の連動、東西の双方向の開放を促し、沿線の各国に発展のチャンスをもたらしている」と指摘した。

 外交、分野で長年の経験を持つ蔡武・政協委員は、「重要な外交の場で、習主席は度々、人類運命共同体意識の確立を強調している。中国が持つ平和、発展、協力、ウインウインの理念は、人類運命共同体を構築する基盤になる。こうした理念は世界発展の流れに沿って中国の人々が下した正しい歴史的な選択であり、世界から多くの理解と賛同が得られ、広く支持されている」と語った。「中国網日本語版(チャイナネット)」より

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