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大学科目にフレックスタイム制導入 起業家を後押し

2016-03-10 14:59:07     cri    

 教育省の林蕙青次官は9日午後、大学でのイノベーション及び起業家の教育をめぐる話題に関して、オンラインでネットユーザー達と交流を行いました。

 林次官によりますと、教育省は、いま社会で注目を浴びている大学生の休学起業に対応した、「普通高等学校学生管理規定(中国における高等学校とは大学レベルの学校を指す)」の修正版を年内に正式公表する予定とのことです。フレックスタイム制の科目履修制度や休学起業などについて、新たに規定されます。

 記者からの「誰がイノベーションと起業に関する科目を担当するべきか」との質問に対し、林次官は「自らが起業の経験を持つ優秀な人材は、教壇に立って教えるべきだ」と答えました。

 国務院弁公庁が2015年に公布した「全国普通高等学校創業教育改革の実施意見」では、柔軟性に富んだ科目履修制度を確立し、在学生の起業を理由とする休学を認める方針を固め、学籍を残したままでの休学起業を認める方針が明らかになっています。現在、一部の地方大学などはそれぞれが規定を作っており、例えばある省では、学籍を8年間まで保留しての休学起業が可能となっています。

 統計データによれば、2016年に全国の大学レベルの教育機関の卒業生は765万人に達し、前年比16万人増となります。(雲莎、謙)

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