中国人の海外旅行者数と旅行・観光消費は2013年に世界一位となり、これまでの数年間、それを保ち続けています。また、調査によりますと、2015年の旧正月の7連休中、中国大陸からの海外旅行者の数は、中国大陸を訪れる観光客の人数を初めて上回りました。

　UNWTOの報告書は、「2015年の世界の観光業の成長率は4.4％であった。2016年は3.5％から4.5％の成長率となる見込みだ」と予測した上で、「これは、世界の観光市場における成長の原動力の強さを示している。しかし、これまでの6年間に比べて2016年の観光業の成長率には多少の減速があり得る。しかし、長期的にみれば、2010年から2020年までの10年間の成長率は3.8％を確保できるだろう」としています。（玉華、謙）