ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際銀行間通信協会(SWIFT)は2月29日、公式ウェブサイトで最新報告を発表し、「東南アジア市場において、人民元による国際決済の利用率が増え続けている。1月の世界の資金決済に占める人民元建てのシェアは昨年11月の2.28%と12月の2.31%からやや上がって2.45%に達した。国際決済で利用される通貨のランキングでは第5位を安定的にキープしている」と明らかにしました。
この報告では、アジア太平洋地域の担当責任者の話を引用し、「中国の経済成長は減速したが、シンガポール、タイ、マレーシアなどの東南アジア市場における人民元決済の利用率は大幅に上昇している。これは東南アジア地域と中国との貿易関係が強くなり続けていることの現れだ」と分析しました。
人民元は2014年11月からカナダ・ドルとオーストラリア・ドルに取って代わって、アメリカ・ドル、ユーロ、イギリス・ポンド、日本円に次いで、国際決済通貨の第5位になりました。(殷、謙)
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