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中国国務院、文化財の保護強化と合理的利用を要求

2016-02-29 16:23:21     cri    
 中国国務院は24日、文化財の保護に関する会議を開き、文化財の保護強化と合理的な利用などについて要求を出しました。専門家は「文化財は再生不可能な歴史・文化の資源であるため、国家文明の『金色の名刺』とも呼ばれている。文化財の保護、管理、合理的な利用を強めることは文化の継承、民族精神の結集、民族自尊心の増強などに重要な意義を持つものだ」と指摘しました。

 会議では「文化財活動の重点は文化財の保護だ。近年、各地では文化財の修復が差し迫って深刻な問題となっている」と強調されました。南京大学政府管理学院の姚遠教授は「国務院は文化財保護作業の重要性を強調し、文化財保護企画を編制・実施することを打ち出した。限られた労働力、物資、資金を効果的に使用するべきだ」と見ています。

 専門家たちは会議で話題となった文化財の合理的な利用について、「文化財の利用は保護を前提にし、適度に利用しなければならない。利用は国民へのサービス提供を目的にすべきだ。文化財は公益性を持つものだということから、いかなる利用も社会と国民を対象にするべきだ」と一致しました。姚教授はさらに「合理的に文化財を利用し、管理を強めることは文化保護作業の長期的任務であるべきだ」と明らかにしました。(殷、kokusei)

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