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外務省、南海問題で騒ぎ立てないよう米軍に求める

2016-02-26 21:06:59     cri    

 外務省の洪磊報道官は26日、米太平洋軍司令官の南海関連発言について言及した際、米軍が南海問題で騒ぎ立てたり、緊張を煽ったりしないよう求めました。

 アメリカのハリス太平洋艦隊司令官はこのほど「たとえ中国が南海で防空識別区を設定したとしても、米軍はそれを無視する」と発言しました。これを受け、26日の記者会見で、このことに対するコメントを記者から求められました。

 洪報道官はその際、「当該米軍大将が最近せわしく活動し、米国会や国防省などで頻繁に南海に関する発言をし、中国が南海で行っている正当かつ合理的な行動に対して泥を塗り、離間したりし、さらに米軍が南海で覇権を行使するために遊説をし、海上で力を誇示するための口実を見つけ出そうとしている。しかし、僻論は一千回繰り返したところで僻論に過ぎず、筋の通らない話であり、事実は究極のところ事実である」と話しました。

 その上、「中国は南海で合理的かつ適度な国土防御施設を配置していることは軍事化のためではない。中国は防空識別区を設置するか否か、空域の安全が脅かされているかによるが、目下の南海情勢は全般的に安定している。我々としては米軍が南海問題で騒ぎ立てたり、緊張を醸し出したり、南海で力をひけらかしたりしないよう求めている」と話しました。(Yan、星)

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