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国家衛生と計画生育委員会科学教育局の金生国副局長は24日、定例記者会見の場で、小児科医が深刻に不足している現状を踏まえ、小児科人材の育成に力を入れ、2020年までに小児科医の総数を14万人以上にし、児童1000人当たりの小児科医数を0.6人以上にすること目標にしていくことを明らかにしました。
統計によりますと、中国では小児科総合病院の数が99ヶ所、小児科が設けられた医療機関が3万5950ヶ所あります。現状、小児科医は一日当たり17人の患者を受け容れる計算となり、その他の診療科の医師の2.4倍になります。
これについて金副局長は「小児科医が深刻に不足している現状を踏まえ、その人材育成に関して4つの対策措置が取られている。1つ目には、小児科医師の育成強化、2つ目には、衛生計画生育部門と教育省による医療教育改革における協調、3つ目には、他診療科の医師の小児科医への専攻変更のための研修計画のスタート、4つ目には、小児科医療従事者を対象とした継続教育の強化がある」と述べました。(MOU、む)
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