中国からは北京、福建、浙江などの武術代表団の選手とコーチ、日本からは日本武術太極拳連盟の強化指定選手が出演しました。40数名はいずれも国内外の大会のチャンピオンやメダリストで、二部に分かれたパフォーマンスでは、競技種目のほか、中国各地に伝わる様々な流派の伝統的拳法や、剣、刀などの武器の演武、ファッションや演劇とコラボした現代風の演目などが展開されました。客席からは絶えず拍手と喝采が送られ、会場一杯の観客らは本場の中国武術に魅了されていました。
孫建明氏と出演者たち
選手たちに胴上げされる孫氏
公演後の握手会
孫建明氏は、1986年に東京太極拳協会と日中友好協会の招きで渡日、自ら立ち上げた「東京武術太極拳クラブ」で一般愛好者向けの指導に携わる傍ら、1994年の広島大会から2014年の仁川大会までの6回のアジア大会、2年に一度の世界武術選手権大会、2008年の北京オリンピック武術大会などで日本代表選手団のヘッドコーチを歴任し、国際大会で活躍する日本人選手の育成と指導に大きな貢献を果たしてきました。(文責、写真:李軼豪(東京特派員))
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