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　中国広東省疫病予防コントロールセンターの何剣峰首席専門家は16日、「現在、アメリカ州でジカウィルスの伝染が高まっている。広東省とアメリカ州諸国との労働者派遣協力関係が緊密化されつつあっているため、広東省には新たな感染者が出る可能性がありうる。気温の上昇に従い、伝染のリスクが高まるだろう」と予測しました。

　このほど中国で発見されたジカウィルス感染者はいずれも外国から帰国したものです。何専門家によりますと、ジカウィルス感染者の多くは軽症で発病率はわずか20％しかなく、患者の死亡はまだないということです。

　広東省疫病予防コントロールセンターの宋鉄副主任は「広東省と南アメリカ地域との交流が頻繁であり、大勢の広東人が南アメリカにあるジカウィルスが流行っている地域で仕事をし生活している。しかし多くの人は現地の言葉がわからないばかりか、疫病伝染情報なども読めないため、潜在的リスクがある」と紹介しました。（殷、kokusei）