中国の伝統的な祝祭日・春節（旧正月）の7連休、最終日となった13日、各地は故郷や行楽地からのUターンラッシュで混みあいました。春節の連休は故郷でという伝統的な過ごしかただけでなく、近年は観光に出かける人も増えつつあることから、観光市場が拡大し、消費額の増加も目立っています。

　春節の連休中は、親族や友人宅を訪れるほか、スキーや温泉に出かけたり、歴史の古い町を見物するなどレジャーを楽しむ人も多く、春節の主な観光商品となっています。

　また、春節の連休に海外旅行に行くのも珍しいことではなくなりました。2016年の春節連休期間に中国人が最も多く訪れた国と地域は、日本、タイ、韓国、オーストラリア、ベトナム、シンガポール、インドネシア、フィリピン、台湾、香港などとなっています。（ＭＯＵ　keiko）