中国の新世代測位衛星「北斗」1機が1日午後3時29分、中国西昌衛星発射センターから「長征3号丙」衛星打ち上げロケットによって打ち上げられ、予定軌道に乗りました。

　今回打ち上げられた測位衛星「北斗」は新世代衛星の5機目であり、「北斗」シリーズでは21機目となります。

　「北斗」システムは中国が自ら開発と運用を行う、世界の他の衛星測位システムとの互換性を持つ全地球測位システム（GPS）です。全世界、全天候に対応しており、リアルタイムに精度と信頼性が高い測位情報、速度測定、時報発信などのサービスを様々なユーザーに提供します。また、短いメッセージの通信機能も持っています。（洋、謙）