江西省カン州市林業局が明らかにしたところによりますと、同省にある東江源国家湿地公園がこのほど、国家林業局の検査に合格し、国家クラスの湿地公園に正式に認められたということです。これは、香港や広東の安全な水源の確保が、より一層進んだことを意味します。

　1960年代に東江源から深センまでの給水工事が実施され、香港市民の飲料水が確保されました。香港市民の水源地である東江には、安遠県などから毎年およそ29億2000万立方メートルの水が流れ込み、東江本流の年間流量の12%を占めています。

　東江源国家湿地公園はカン州市安遠県に所在する公園で、2008年に設置が決まり、総面積4万136畝（約2675ヘクタール）のうち、8205畝（約547ヘクタール）の自然湿地を保有します。（MOU、謙）