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王毅外相 朝鮮半島核問題での中国の立場は揺るがない

2016-01-28 13:08:38     cri    

 中国の王毅外相は27日、北京を訪問中のアメリカのケリー国務長官と会談を行った後記者会見を開き、朝鮮半島の核問題における中国の立場を明らかにしました。

 王毅外相は「大国として、朝鮮半島の核問題における中国の立場は公明正大で、ゆるぎないものである。これは、時と場合による影響を受けず、喜怒哀楽によって変わることもない。朝鮮半島の非核化、半島の平和と安定、対話と協議による問題の解決を堅持することは中国の立場である。半島の平和と安定が目標で、このために半島の非核化を推し進めなければならない。さもなければ半島、ひいてはこの地域の安定を維持することができない。非核化の実現は交渉や協議を通じてこそできるもので、制裁は目的ではなく、重要なのは問題を解決することだ」と強調しました。

 王外相は「中国は長年、朝鮮半島の非核化、半島の平和と安定、対話と協議による問題の解決を堅持するために斡旋に奔走し、われわれの責任を履行し、義務を担って来た。朝鮮が国連安保理の決議に背き、再度核実験に踏み切り、国際核拡散防止システムを破壊したことから、中国は断固反対する」と強調しました。

 さらに「中国は、安保理が更なる措置を取り、新しい決議を採択することに賛同し、また必要な準備を備えた上で、責任ある態度をもって、アメリカ側や各側と、全面的かつ突っ込んだ協議を行う用意がある。新しい決議は、情勢の緊張を刺激し、朝鮮半島を混乱させるものであってはならず、半島の核問題を交渉の軌道に再び乗せるためのものでなくてはならない」と指摘しました。(MOU)

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