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王毅外相、ケリー米国務長官と会談

2016-01-28 09:58:10     cri    

 中国の王毅外相は27日、北京で、中国を訪問中のアメリカのケリー国務長官と会談を行い、中米関係や双方が共に関心を寄せる問題について意見を交わしました。

 王外相は、「現在、世界経済の成長率が減速し、テロリズムの脅威が差し迫り、地域的な問題が複雑で解決しがたいなどといった問題が続出している。このような背景の下で、中国とアメリカが協力すべき分野、また協力できる分野がさらに多くなってきている。ケリー国務長官の今回の訪中は2016年に入って中米間で初めてのハイレベル往来であり、双方が両国間の重要な議題について意思疎通を行い、両国関係のロードマップを共に作り上げることにプラスとなるだろう。中国はアメリカと共に、両国元首が達した共通認識を実施し、衝突せず、対抗せず、相互尊重、協力共栄の原則を堅持し、二国間と地域間、グローバルな協調と協力を拡大すると共に、意見の食い違いと敏感な問題を建設的にコントロールし、中米関係の発展を推進していきたい」と述べました。

 王外相はまた、台湾問題や南海問題での中国の原則的な立場を明らかにしました。

 ケリー国務長官は、「中米関係は非常に重要であり、国際問題で多くの共通利益を持っている。アメリカは中国と、経済貿易、軍隊、人文交流などの分野での協力に力を入れていく。また一つの中国という政策を引き続き堅持していく。台湾独立を支持しない」と語りました。(玉華、kokusei)

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