ロシアのラブロフ外相は26日、モスクワで開かれた記者会見で、「露中関係は歴史上で最も良い状態にあり、両国の全方位的な協力メカニズムはこれまでになかったものだ。両国はすべての国際問題において最も緊密な協力を実践しており、これが世界の安定を確保する重要な要素となっている」と述べました。

　華報道官は27日の記者会見の場で、ラブロフ外相の発言を支持し、「ラブロフ外相に全面的に同意する。去年、両国は第二次世界大戦勝利70周年を祝うイベントと記念活動を共催し、シルクロード経済帯の構築とヨーロッパ・アジア経済連盟との連携を進めていくことなどで、一連の成果を上げた」としたうえで、「中国は引き続きロシアと共に努力し、『中露善隣友好協力条約』調印15周年という契機を生かして、両国のハイレベルな政治関係の上に、より多くの実務的な協力成果を積み上げていきたい。二国間関係のさらなる発展を推し進め、地域と世界の平和、安全、安定により大きく寄与していく」と述べました。（藍、謙）