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王毅外相、習主席の中東歴訪の意義を総括

2016-01-24 17:18:27     cri    
 中国の習近平国家主席は1月19日から23日、サウジアラビア、エジプト、イランの3カ国を公式訪問し、アラブ連盟の本部も訪れました。訪問終了後、中国の王毅外相は習主席の今回の外遊の意義を総括しました。その主な内容を抜粋して紹介します。

 習近平国家主席は5日間の訪問期間中、4つの都市を訪れ、40回あまりの行事に参加し、3カ国の国の指導者と3つの地域組織の責任者と綿密な話し合いを行い、各界の人々と幅広く触れ合い、52項目の提携文書に調印しました。訪問は実り豊かな成果をあげ、重要な意義があります。習近平主席の今回の中東への訪問は歴史的な旅で、従来からの友好を深めた成功した旅であり、協力ウィンウィンを求める旅、地域の平和と和解を求める旅、各国の平和と発展を推し進める旅だと総括できます。

 具体的には、4点に表されます。

 ① 従来からの友好を受け継ぎ、政治関係のレベルアップを図ったこと。今回の訪問期間中、中国はサウジアラビアとイランと相次いで「全面的戦略パートナーシップ」の確立を宣言し、エジプトとは「全面的戦略パートナーシップの確立に向けた五カ年実施綱要」を発表し、訪問先の国々との政治関係を新たなステップに押し上げました。

 ② 次に、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21 世紀海上シルクロード)」の建設を共に進め、協力チャンネルを広げていくこと。3カ国はいずれも「一帯一路」を全力で支持し、その建設をサポートしていくと表明し、それぞれの国と覚書の調印を行いました。

 ③ 文明の相互参照と民意の堅いサポートの育成。習主席は「中華文明とイスラム文明という二大伝統文明間の対話を通じて、平和と調和を広げ、過激を排除し、真の知見を求め、とりわけ宗教の過激派思想を共にボイコットしていく必要がある」と訴えました。

 ④ 中国の中東政策を明確にし、平和と発展に焦点を絞らせたこと。

 今回の旅を通して、各国の主権の独立、他国の内政を干渉しないという中国の外交政策が域内諸国の一致した賞賛を得たことが確認されました。注目されている問題の政治的解決を図り、国連の役割を生かすべきだという中国の基本的な姿勢が域内諸国から幅広く支持されました。互恵ウィンウィンをキーワードにする中国の対外協力が域内諸国の人々に浸透しつつあり、中国の政権運営や政治運営の方法も域内諸国にとって有益な参考になっています。

 さらに王毅外相は「習近平主席の今回の訪問は中国と3カ国との二国間関係に新たな原動力を注ぎ、中東の平和と安定にポジティブなエネルギーをもたらした」としています。(Yan、星)

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