中国の習近平国家主席の署名入りの文章「中国・イラン関係の麗しい未来を共に切り開こう」が21日、イランの新聞「イラン」に掲載されたと同時に、イラン各界で積極的な反響を呼び、「イランの人々を感動させた文章だ」と評価されています。

　メヘル通信国際局の責任者は、「これまでイランが西側からの経済制裁を受け、国際社会に孤立されていた数年間、中国は古くからの友を放り捨てておらず、政治と経済、文化など各分野でイランを支援してきた。イラン人民は永遠にこの友情を忘れない」と述べました。

　イラン中国商会のアスガロラディ会長は、「習近平主席は文章の中で『一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上のシルクロード）』の構想を明確に述べていた。今後イランと中国の貿易往来がさらに頻繁になり、経済貿易関係の深化によって両国の国民が実際の利益を得られると信じている」と述べました。

　また、テヘラン大学政治学部のジバカラム教授は、「習近平主席の文章は、イランと中国が全面的戦略パートナーシップの構築と政治的相互信頼の強化、多国間枠組み内での協力などに言及している。中国とイランが手を携えさえすれば、より麗しい未来を切り開けるに違いない」と語りました。（玉華、kokusei）