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中国 南沙諸島・永暑礁の新空港での試験飛行に成功

2016-01-07 11:42:12     cri    

 中国政府の民間旅客機2機が1月6日、海口美蘭国際空港から離陸し、約2時間の飛行を経て、それぞれ10時21分と46分に南沙(英語名スプラトリー) 諸島・永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁の新空港に無事着陸した。2機の旅客機は同日午後には海口へと戻り、試験飛行は成功した。新華社が伝えた。

 今回の試験飛行成功により、同空港が民間大型旅客機の安全運航を保障する能力を持つことが証明された。今後は島嶼への物資輸送、人的往来、医療・救護などに便利な交通手段を提供すると同時に、南中国海地区の海洋横断飛行に新たな代替空港と、よりリーズナブル・フレキシブルな航路の選択肢を提供することになる。同空港ではこれまでにも点検飛行が行われている。

南中国海の上空は、世界で最も頻繁に飛行機が飛び交う空域の一つ。永暑礁の新空港は南中国海の航空交通サービス能力を引き上げ、航空気象、航空情報、通信ナビゲーション・監視といったより全面的な航空交通情報を提供し、フライト追跡、捜索・救援を空と地上からサポートし、飛行の安全性と信頼性を高める。

新空港は南沙諸島・永暑礁に位置する、中国最南端の空港。

人民網日本語版」より

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