中国外務省の華春瑩報道官は4日午後の定例記者会見で、インドとパキスタンの国境で起きた武装勢力による襲撃事件について中国側の立場を説明しました。華報道官は、「中国はこの襲撃事件を厳しく非難する。印パ両国にはこの事件に妨げられることなく、引き続き対話と協力を強化していってほしい」と述べました。
報道によると、インドのパンジャブ州の、パキスタンとの国境から約30キロの位置にある空軍基地で所属不明の武装勢力が襲撃を行いました。この襲撃の背景には、印パの関係改善を妨害する思惑があると見られています。
華報道官は、「パキスタンとインドはともに南アジアの重要な国であり、両国関係の改善はこの地域の平和、安定と発展にとって非常に重要である。双方が憂いを払い、対話と協力を続けていくことを、中国は心から願っている」と述べました。(ooeiei、謙)
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