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中国政府は30日、長江で今年6月に起きた442人が死亡した大型客船「東方之星」の転覆事故の調査報告を発表し、「非常にまれな突発性の下降気流に伴う強い暴風雨が事故の原因だ」としています。
2015年6月1日21時32分ごろ、重慶東方客船会社に所属する大型客船「東方之星」は南京から重慶に向かう途中、湖北省監利県付近で転覆し、乗客・乗員454人のうち、救助されたのはわずか12人でした。
また、報告書は「『東方之星』の風に対応する復原力は規定範囲内だったが、船の能力の2倍を超す突風に見舞われた。船長らは極端な悪天候とそのリスクに関する認識が足りず、緊急事態に対応しきれなかった」と指摘しました。
報告書をまとめた国務院の調査チームは、重慶東方客船会社や重慶市の関係管理部門、地元の政府などが日常の管理と監督において問題があると指摘した上で、関係者への処分を勧告しました。(藍、星) 暮らし・経済へ
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