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これは26日に北京で開かれた全国農墾活動会議で明らかにされました。中国では1950年代、食糧を含めた物資の供給不足を補うため、国営企業同等の運営体制で、土地を新たに耕し、そこに国営農場を作るという取り組みを始めました。現在もこのような国営農場をベースに仕事をし、生計を立てている関係者は1000万人以上いると見られています。
国営農場には豊富な土地資源があるほか、大規模な上、機械をいち早く農業生産に導入していることから、ここで取れた農産品は以前から高い商品化率で知られ、国にとって食糧の安定確保や、綿花、ゴム、砂糖、牛乳、肉など重要な農産品における効果的な供給元でもあるとされています。
情報筋によりますと、2015年、国営農場の近代化は新たな段階を迎えました。今年、国営農場の食糧の総生産高は約363億キロで、2010年と比べると21.2%上昇しています。農業の総合機械化レベルは87.4%に達し、全国平均より26ポイントも高くなっています。また、国営農場の従業員や家族たちの暮らしも改善され、今年、従業員の一人当たりの純所得は1万4600元に達する見込みだということです。(Yan、星)
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